『少ない物ですっきり暮らす』要約と感想|「捨てる」より「選ぶ」で人生が整うミニマリズム入門

書評 感想

こんにちは、「知識で稼ぐ読書部屋」ちかどろです!

今回は、「片づけても部屋が散らかる」「モノが多すぎて暮らしにくい」…そんな悩みを抱える方に向けて、“少ない物”で満たされた暮らしを提案してくれる一冊をご紹介します。

それが、やまぐちせいこ著『少ない物ですっきり暮らす』です。

本書は、整理収納アドバイザーであり4人家族の主婦でもある著者が、「ミニマリスト的な思考」で暮らしを整えてきた実体験を、豊富な写真と共にまとめた暮らしの実践ガイドです。

書籍概要

  • 書名:少ない物ですっきり暮らす(正しく暮らすシリーズ)
  • 著者:やまぐち せいこ
  • 出版社:ワニブックス
  • 発売日:2016年1月27日
  • ページ数:127ページ
  • ISBN:978-4847094262

要約:やまぐち流・すっきり暮らすための3つのルール

1. 「必要な物」ではなく「使っている物」だけを残す

多くの人は「いつか使うかも」と思ってモノを溜めがち。
しかし著者は「今、使っていない物は“必要ではない”」ときっぱり断じます。
日々の暮らしに本当に役立っているか?という視点で、持ち物を見直すことが第一歩です。

2. 「収納術」より「手放し術」

片づかないのは、収納が下手だからではなく、「持ちすぎている」ことが原因
だからこそ、“捨てる技術”を磨くことが、暮らしを変える鍵となります。

3. 「暮らしの主役」は“モノ”ではなく“自分”

モノが増えると、自分の時間・空間・判断力が奪われます。
モノを減らすことで、暮らしの主導権が自分に戻ってくる。それが、すっきり暮らすための本質です。

読後の感想:「減らす」ことで、逆に心が満たされる

本書を読んでまず感じたのは、「モノが少ない=寂しい」ではないということ。

著者の実例写真には、必要最小限ながらも温もりのある空間が広がっていて、“自分に合ったモノだけに囲まれる心地よさ”が伝わってきます。

また、家族と暮らしながらも無理のないミニマルライフを実践している姿に勇気づけられ、「私にもできるかも」と思わせてくれるやさしさも印象的でした。

活用法・メリット:暮らしを整えたい人への第一歩に最適

  • 片づけが苦手な人:感覚よりルールで考える整理法が身につく
  • 収納に限界を感じている人:「減らす」ことで解決する発想に変わる
  • 家族と暮らすミニマリスト志望:無理なく始める実例が豊富
  • 心の余白がほしい人:空間と心の整理がリンクしていると実感できる

まとめ:「捨てる」の先にある、“私らしい暮らし”

『少ない物ですっきり暮らす』は、ただの片づけ本ではありません。
それは、「自分の価値観と丁寧に向き合うための暮らし方の提案」です。

モノを減らすことで、時間と気持ちに余白が生まれる。
その余白が、日々の暮らしを豊かに、そして幸せにしてくれる。

「なんだかモノに疲れている」そんなときは、ぜひこの本を開いてみてください。

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