こんにちは、「知識で稼ぐ読書部屋」ちかどろです!
「会社に縛られない働き方がしたい」「好きなことを仕事にしたい」「1人で自由に稼ぎたい」—そんな願いを持つ人にとって、2025年の最新刊『1人起業家マインドセット 「好き」を「稼ぎ」に変えるすごい働き方』(與良だいち 著)は、まさに必読の一冊です。
本書は、起業を夢見る人だけでなく、「自分の力でお金を生み出す生き方」を実現したいすべての人に向けて書かれた、“マインドセット本”の決定版です。
書籍概要
- 書名:1人起業家マインドセット 「好き」を「稼ぎ」に変えるすごい働き方
- 著者:與良だいち
- 出版社:明日香出版社
- 発売日:2025年6月10日
- ページ数:336ページ
- ISBN:978-4756924032
要約|1人起業家に必要な5つのマインドセット
1. 「好きなこと」を仕事にする勇気
本書の出発点は、「好きなことを、あえて選ぶ」という勇気です。多くの人が「稼げそう」「安定している」などの理由でキャリアを選びますが、本当に成果が出るのは「情熱を注げること」に取り組んでいる時だと著者は強調します。
2. 「自分」を商品にする発想
1人起業家にとって最大の資産は「自分の経験・知識・個性」です。自分の人生のストーリー、失敗談、学びなどを発信することで、信頼と共感を得ていくというスタイルが、これからの時代には欠かせない働き方になっていきます。
3. 完璧主義を手放す「未完成でも出す」精神
本書では繰り返し、「アウトプットファースト」の大切さが語られます。ブログ、SNS、YouTube…完璧でなくても「出して反応を見る」ことが重要で、未完成でも出せば、それが次のヒントにつながるというリアルな行動指針が提示されています。
4. 小さく始めて大きく育てる
起業=一発勝負ではありません。本書では「週末起業」「副業スタート」「まずは無料発信から」といった「スモールスタート」の重要性が繰り返されます。最初は無収益でも、信頼と発信が積み重なれば、いつか“収益の芽”が生まれます。
5. 失敗は“実験”であるという捉え方
著者は起業を「仮説と検証の連続」だと述べています。失敗しても「これはダメだった」というデータが得られたと捉え、失敗に感情的になるのではなく、淡々とPDCAを回す視点が養われます。
読後の感想|「起業って、こうやって始めていいんだ」と思えた
本書を読んで強く感じたのは、「起業=特別な人がやるもの」という固定観念が壊されたことです。
むしろ、「今の仕事に違和感がある」「このまま人生終わるのは嫌だ」と感じている人にこそ、この本が必要なのではないかと思います。
SNSでの発信、過去の経験の棚卸し、見込み客との対話…どれも明日からできる小さなアクションばかり。著者自身の等身大の経験談も多く、読み進めるうちに「自分にもできるかも」と自然に思えるのが最大の魅力でした。
活用法・メリット|こんな人におすすめ
- 起業・副業を始めたいけど不安な人
- 「好き」を仕事にしたいが、やり方がわからない人
- 発信やブランディングの基礎を知りたい人
- 今の働き方に違和感があり、転機を探している人
本書の強みは、ノウハウ以上に「勇気と行動を引き出してくれるマインドセット」にあります。自己肯定感が低くても、完璧じゃなくても、誰でもスタートできる。その後押しをしてくれる内容です。
まとめ|「好き」で稼ぐ道は、想像より身近にある
『1人起業家マインドセット』は、単なる起業本ではありません。
「好きなことに挑戦するのが怖い」「自分なんて無理だ」と思っている人にこそ読んでほしい一冊です。行動することでしか、人生は変わりません。
一歩踏み出したその先に、「好き」が「稼ぎ」に変わる瞬間がきっと訪れるはず。自分の価値を信じて、今日から動いてみませんか?