こんにちは、「知識で稼ぐ読書部屋」ちかどろです!
今回は、「正しいはずなのにうまくいかない」「思い込みから抜け出せない」と感じている方におすすめしたい、“考え直す力”をテーマにした一冊をご紹介します。
それが、組織心理学者であり『GIVE & TAKE』の著者でもあるアダム・グラントの新刊、『THINK AGAIN 発想を変える、思い込みを手放す』です。
本書は、「何を知っているか」より「どれだけ考え直せるか」が成功を左右するという逆転の発想を、豊富な事例とともに語る“思考の再起動”本です。
書籍概要
- 書名:THINK AGAIN 発想を変える、思い込みを手放す
- 著者:アダム・グラント
- 監修・翻訳:楠木 建
- 出版社:三笠書房
- 発売日:2022年4月18日
- ページ数:424ページ
- ISBN:978-4837958123
要約:「考え直す」ことの価値を再定義する3つの視点
1. 知識よりも“再考する力”が重要な時代
正しさへの執着は、成長を止める——。
著者は、「自分の考えを疑う習慣」が持てる人ほど柔軟に成功できると主張します。
一度決めた価値観をアップデートできる人が、変化の時代を生き抜けるのです。
2. 「間違いを認めること」は強さである
自分の誤りを素直に認め、「考え直すこと」を恐れないマインドは、リーダーシップや人間関係でも極めて重要な力です。
3. 謙虚な“知的自信”を持とう
「知らない」ことを恐れず、学び続ける自分に自信を持つことが、未来を切り拓く鍵となる。
“私は間違っているかもしれない”という前提で考える人こそ、最終的に信頼を得られるのです。
読後の感想:「思い込みを壊すこと」が、最大の成長になる
本書はまさに、“知識の殻”を打ち破るハンマーのような一冊でした。
私自身、これまで「一貫性を持つこと」が正しいと思い込んでいた節がありましたが、
“考えを変えること=ブレではなく、むしろ進化”だという視点には衝撃を受けました。
特に印象的だったのは、「思い込みは“安心”をくれるが、成長はくれない」という言葉。
これからは「変える勇気」こそが、自分を守る最大の武器になると確信しています。
活用法・メリット:こんな人におすすめ
- 固定観念から抜け出したい人:“考え直す力”で視野が広がる
- 自己成長に行き詰まりを感じている人:柔軟な思考法が手に入る
- マネージャー・教育者:間違いを認められるリーダーシップが身につく
- 変化の時代に適応したい人:再考の習慣でアップデートできる人になれる
まとめ:思考を「固定」ではなく「流動」させよ
『THINK AGAIN』は、“学ぶ”より先に、“考え直す”ことの重要性を教えてくれる自己啓発書の新境地です。
時代が変わる。社会が変わる。そして、自分も変わっていい。
そのときに必要なのは、“間違わない力”ではなく、“変われる力”。
一度決めた自分を、もう一度疑ってみる。
そんな勇気が、あなたの可能性をもっと自由に広げてくれます。

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