こんにちは、「知識で稼ぐ読書部屋」ちかどろです!
今回は、老後資金の備えとして注目されている制度「iDeCo(イデコ)」をわかりやすく解説した入門書、山崎俊輔さん著『60分でわかる!iDeCo 個人型確定拠出年金 超入門』をご紹介します。
2025年の最新版として、新制度対応の内容でアップデートされており、「iDeCoを始めたいけど難しそう…」と感じていた人にぴったりの一冊です。
書籍概要
- 書名:60分でわかる!iDeCo 個人型確定拠出年金 超入門
- 著者:山崎 俊輔
- 出版社:技術評論社
- 発売日:2025年1月24日
- ページ数:144ページ
- ISBN-10:4297146495
- ISBN-13:978-4297146498
要約:『iDeCo 超入門』のポイント4選
1. iDeCoとは何か?制度の仕組みをざっくり理解
iDeCoは「自分でつくる年金制度」。税制優遇を活用して老後資金を積み立てる仕組みです。本書では、加入対象・拠出限度額・受け取りの流れなどが図解付きでわかりやすく説明されています。
2. iDeCo最大の魅力は「3つの節税メリット」
①掛金が全額所得控除、②運用益が非課税、③受け取り時も一定額が控除対象に。 この「税金メリットの三重奏」がiDeCoの最大の魅力です。投資初心者にもわかりやすく、そのインパクトが実感できるよう丁寧に解説されています。
3. iDeCoの始め方:口座開設〜商品選びまで
証券会社・銀行の違い、どの金融機関を選ぶべきか、商品は定期預金?投資信託?といった「最初の一歩」に迷わないよう、比較表やおすすめ例を紹介。SBI証券・楽天証券など人気ネット証券の特徴も掲載されています。
4. デメリット・注意点も正直に解説
iDeCoは原則60歳まで引き出せないなど、制約もあります。著者は「デメリットも含めて納得して始めることが大切」と強調。制度のメリットだけでなく、正しい活用法を学べる構成になっています。
読後の感想:60分で“怖くない制度”に変わった
正直、iDeCoには「なんとなく難しそう」「自由に引き出せないのが不安」といったイメージを持っていました。しかし本書を読んで、「これは“未来の自分”への仕送り」と思えるように。
特に印象に残ったのは、月1万円でも始める意義の大きさ。「続けることが勝ち」と背中を押してくれる内容でした。
活用法・読者メリット
- iDeCoの制度全体を短時間でつかめる
- どの金融機関で始めるかが具体的にわかる
- 節税効果を実感しながら資産形成できる
- 新NISAと併用した長期戦略が描ける
まとめ:最初の1冊に最適!「読む→即行動」できる良書
『60分でわかる!iDeCo 個人型確定拠出年金 超入門』は、「読んだら始めたくなる」iDeCoの教科書。
難しい制度をシンプルに、でも正確に教えてくれる本なので、これからiDeCoに取り組みたい人の不安をやさしく解消してくれます。
時間がない人にも最適な1冊。ぜひ一読を。