『1秒収納』要約・感想|“置くだけ”で片づく魔法の整理術とは?
こんにちは、「知識で稼ぐ読書部屋」ちかどろです!
「片づけが苦手…」「家族が出しっぱなしにする…」そんな悩みを解決してくれるのが、『1秒収納』(中田りょうこ 著)です。
本書のコンセプトは「誰でも、すぐに、続けられる収納」。がんばらなくても、部屋がスッキリ整う秘訣が満載です。
書籍概要
- 書名:1秒収納
- 著者:中田りょうこ
- 出版社:Clover出版
- 発売日:2024年11月6日
- ページ数:164ページ
- ISBN-10:4867342319
- ISBN-13:978-4867342312
要約:『1秒収納』が教える「片づけない収納術」3つの鍵
1.片づけとは「しまう」ではなく「置く」こと
著者の中田さんが提唱するのは、“収納”を「しまう」から「置く」に再定義する発想。引き出しを開けて、箱にしまって、戻す…そんな手間をなくし、置くだけで元に戻せる“開放型収納”が紹介されています。
2.「人の動き」に収納を合わせる
収納の正解は「きれいに収める」ことではなく、使う人が動きやすいように整えること。特に、家族の動線や子どもでも戻せる高さ・位置を意識することで、「出しっぱなし」が激減する仕組みをつくることができます。
3.“片づける時間”を不要にする
大掃除・片づけタイム…それらが必要になるのは、「収納に無理がある証拠」だと著者は言います。そもそも散らからない構造を整えることで、片づけのための時間がいらない生活へと変わるのです。
読後の感想:「ズボラこそ、最高の収納設計者」かもしれない
読後、最も印象に残ったのは「“戻せない収納”をがんばって続ける必要はない」というメッセージでした。
私はどちらかというと片づけが苦手で、収納本を読んでは理想と現実のギャップに落ち込むタイプ。でも『1秒収納』は違いました。
ズボラでもOK・家族が散らかしても大丈夫な構造をつくるという考え方に、「これならできそう!」という前向きな気持ちになれたのです。
活用法・メリット:「手間ゼロ」で整う仕組みがつくれる
- 子育て中でも“放り込むだけ”で片づく
- 家族全員が参加できる「共同収納」が設計できる
- 収納用品を買い替える必要がない(今あるモノを活かせる)
- リバウンドなし!散らかりにくい“構造改革”が可能
特に子育て中の方、共働き家庭、片づけが苦手な人にとっては、生活ストレスを減らす救世主のような1冊です。
まとめ:「きれいにしまう」から「すぐに戻せる」へ
『1秒収納』は、収納の定義を根本から覆してくれる本です。
「散らかさないために片づける」のではなく、「片づかない仕組みを見直す」ことが本質だったと気づかされました。
毎日の“探し物時間”や“イライラ”をなくしたい方は、ぜひ本書を手に取ってみてください。