【イギリス式お金をかけず楽しく生きる!】英国流ライフスタイルから学ぶ、賢い節約術とは？

こんにちは。知識で稼ぐ読書部屋（https://chikadoro.com/）管理人のちかどろです。
今回は、井形慶子さんの著書 『イギリス式お金をかけず楽しく生きる!』 をご紹介します。
お金をかけずに豊かに暮らす――そんな理想を叶えるヒントが、イギリス流のライフスタイルには詰まっているのだとか。
著者が現地で体験した様々なエピソードを通して、「何でもお金をかければ幸せになるわけじゃない」「いかに知恵と工夫を凝らして日々を楽しむか」という考え方を学べる一冊です。

1．本書の概要と基本情報
2．書籍の要約（初心者にもわかりやすく）
3．読後の感想（共感・学び・行動への気づき）
4．書籍のメリットや活用法（どう活かせるか）
5．まとめ
【アフィリエイトリンク】
関連読書アイテムのおすすめ
▼書籍紹介リスト＆オススメ記事はこちら

1．本書の概要と基本情報

書名：イギリス式お金をかけず楽しく生きる!
著者：井形慶子
出版社：講談社
発売日：2002年7月1日
言語：日本語
単行本：213ページ
ISBN-10：4062114119
ISBN-13：978-4062114110

著者の井形慶子さんは、英国に滞在・取材を重ねながら、イギリスの文化や暮らしを日本へ紹介してきた雑誌編集者・作家。
本書は「イギリス式」の生活術シリーズの一環としてまとめられ、日本人が学べる英国人の節約スタイルが多くの事例を交えて紹介されています。

2．書籍の要約（初心者にもわかりやすく）

◆お金をかけるより“自分の時間”を楽しむ発想

イギリス人は、無駄な消費に走らず、自分や家族、友人と過ごす時間を大切にする文化を持っています。
例えば、庭仕事（ガーデニング）をしながらお茶を楽しむ、古い家具を自分好みにリメイクするなど、お金をかけずとも豊かさを感じられる工夫にあふれているのです。
本書では、著者が実際に暮らしの現場で見聞きしたエピソードが多数紹介されており、「こんな楽しみ方もあるんだ」と目からウロコが落ちる思いです。

◆物を大切に使い込む“再利用”精神

イギリスの家庭では、壊れたものをすぐ捨てるのではなく、修理をして使い続けることが当たり前のように行われています。
古いカップやソーサー、ソファなどに愛着を持ち、修繕をしながら長く使うことで、愛着と節約の両立を実現しているのです。
日本でも昔ながらの「もったいない」精神がありますが、本書を読むと、改めて“修理して使う”ことの価値を再認識させられます。

◆イベントやレジャーを手作りで楽しむ

子どもの誕生日会や週末の集まりなど、イギリスの家庭では、手づくりのケーキや装飾で場を盛り上げる工夫が当たり前。
「パーティーは華やかだけど、お金がかかる」というイメージを払拭し、家にあるものでアイデアを形にしていく発想が本書には多数登場します。
凝った飾り付けや外注をしなくても、人と人が集まり、一緒に楽しむという視点があれば十分満足できるのです。

3．読後の感想（共感・学び・行動への気づき）

日本の「節約」や「お金をかけずに楽しむ」というと、我慢や妥協といったネガティブなイメージがつきまとうことがあります。
しかし本書を読むと、イギリス人の節約術は「人生をより豊かにするための積極的な選択」であるとわかり、とても前向きな印象を受けました。

たとえば、本書に出てくるエピソードには、古い家を改築して、趣のあるインテリアを手作りで楽しむ話が出てきたりします。
そこには、手間はかかるけれど、その分「自分だけの空間」を作る喜びがある――という価値観が根付いており、消費とは異なる豊かさを感じさせます。

また、時間をかける＝楽しみを見出すという視点も新鮮。
家事やDIYを面倒と考えるより、創造的な作業として積極的に楽しむスタイルは、まさにイギリス流のライフスタイルの魅力だと感じました。

4．書籍のメリットや活用法（どう活かせるか）

節約意識を前向きにアップデート
「安く済ませたいから我慢する」という受動的な節約ではなく、「自分らしく暮らしを楽しむ」という能動的な視点が身につきます。
家での時間の充実度を高められる
手づくりのアイテムやイベント演出など、家でできるアクティビティのヒントが豊富。家族や友人との時間が格段に充実するはず。
古いものを活かすリメイク術
服や家具を長く大切に使うことの素晴らしさを再確認し、リサイクルやリメイクに挑戦するきっかけになる。
イギリス文化への興味が湧く
単なる節約本ではなく、イギリス人の暮らしや考え方も学べるため、旅行や留学を検討している人にも読み応えがある。