『片づけの基本』要約・感想|モノも心も整う!暮らしを変える片づけの最初の一歩
こんにちは、「知識で稼ぐ読書部屋」ちかどろです!
今回は、片づけに悩むすべての人に贈る“整理の入門書”をご紹介します。
そのタイトルは、『片づけの基本』(渡部亜矢 著)です。
モノの片づけだけでなく、心や習慣、時間の使い方まで整える方法が、この一冊に詰まっています。
書籍概要
- 書名:片づけの基本
- 著者:渡部 亜矢(わたなべ あや)
- 出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 発売日:2019年11月28日
- ページ数:239ページ
- ISBN-10:4799325698
- ISBN-13:978-4799325698
要約:『片づけの基本』に学ぶ4つの重要ポイント
1.「捨てる」ではなく「選ぶ」
片づけのスタートは「モノを減らすこと」ですが、著者は「何を残すかを決めること」に重点を置いています。「捨てる」ことに罪悪感がある人も、「選ぶ」ことで手放しやすくなるのです。
2.片づけは「自分の価値観」と向き合う行為
片づけとは、自分が何を大切にしたいかを知るプロセス。過去・現在・未来の時間軸と、自分のライフスタイルを照らし合わせながら、「今の自分に本当に必要なモノ」を選ぶ力が養われます。
3.収納より「使いやすさ」「見える化」が大事
「しまう」ことが目的になってしまうと、片づけは長続きしません。本書では、“見える収納”や“出しっぱなしでも整って見える工夫”を紹介しており、実践ハードルが低いのが特徴です。
4.1日5分の片づけ習慣が未来を変える
いきなり家中を片づけようとせず、まずは1日5分から。リバウンドしないためには「小さく始めて、続ける仕組み」を作ることが重要です。毎日の“ちょこっと整頓”が、暮らし全体を変えていきます。
読後の感想:「片づけ=内面を整える行為」だと気づけた
本書を通して、「片づけとは、モノの整理ではなく、自分の生き方を整える行為なのだ」と気づかされました。
特に、「捨てることがゴールではない」「収納グッズを増やさなくても片づけられる」というメッセージは、片づけが苦手だった私にとって安心材料になりました。
「何を持つか」「何を手放すか」は、自分がどうありたいかを反映する鏡なのだと感じています。
活用法・メリット:片づけ初心者〜再挑戦したい人まで幅広く対応
- 「どこから始めればいいの?」という悩みが明確になる
- 完璧を目指さなくても、続けられる片づけ習慣が身につく
- 収納道具を買わずに“今あるもので整える”方法がわかる
- 仕事や人間関係にも応用できる「片づけ的思考」が身につく
「もう一度、暮らしを見直したい」と思っている方にぴったりな一冊です。
まとめ:「整えること」が、自分らしい暮らしをつくる
『片づけの基本』は、片づけに苦手意識のある人こそ手に取ってほしい本です。
モノを捨てることでも、収納術を極めることでもなく、「暮らしの土台を整えること」こそが、片づけの本質だと教えてくれます。
毎日の“ちょっとした整頓”から、自分らしい空間と心の余裕を手に入れてみませんか?