【要約・感想】ふつうの会社員が投資の勉強をしてみたら資産が2億円になった話|地味だけど再現性の高い成功ストーリー
はじめに:知識で稼ぐ読書部屋より
「普通の人が2億円の資産を築いた」そんな話、信じられますか?
派手な投資テクニックやギャンブルのような話ではなく、実際に身につけた知識と継続の力によって、平凡な会社員がコツコツと資産を築いた成功ストーリーが、この一冊には詰まっています。
ブログ「知識で稼ぐ読書部屋」では、行動に移せる知恵と出会える本を紹介中。今回は『ふつうの会社員が投資の勉強をしてみたら資産が2億円になった話』を取り上げます。
書籍概要
- 書籍名:ふつうの会社員が投資の勉強をしてみたら資産が2億円になった話
- 著者:斗比主 閲子
- 出版社:幻冬舎
- 発売日:2025年3月12日
- ページ数:372ページ
- ISBN:978-4344044050
要約:再現性のある投資術を学ぶ3つのステップ
1.「自分の資産状況を知る」から始める
著者がまずやったことは、家計の見直しと資産状況の可視化。
給料の額や支出をしっかり把握することからスタートし、投資に回せる余剰資金を明確にしました。この段階で無理なく投資できる仕組みを作ったことが、後の成功に直結しています。
2.投資信託・インデックス投資の基本を徹底的に学ぶ
著者は“個別株やFX”には手を出さず、市場全体に分散投資できるインデックス投資を中心に構築。
具体的には、eMAXIS Slimシリーズなどの低コストインデックスファンドやiDeCo、つみたてNISAの活用を継続。知識の習得には書籍・SNS・ブログなどを活用しており、読者にも参考になる情報源が多数紹介されています。
3.「継続」こそ最大の武器
この本の最大のメッセージは「派手さより継続」。
リーマンショックやコロナショックなどの暴落局面でも売らずに、感情に左右されない仕組み作り(自動積立、生活防衛資金の確保)が成功を支えました。
読後の感想:地味な成功法こそ、もっと広まってほしい
読んでいてとにかくリアル。Twitterのバズや「一発逆転」系の情報に疲れていた私にとって、本書は癒しであり、希望でした。
特別な才能がなくても、「学んで・考えて・継続する」ことで、誰でも経済的自由を目指せる。
そんな「ふつうの人の成功例」をもっと多くの人に知ってほしいと思いました。
活用法・メリット:再現性の高い資産形成の指南書
本書が優れているのは、誰もが真似できるノウハウに落とし込まれている点。
- 投資を始めたいけど不安
- 家計管理から立て直したい
- 暴落相場で心が折れそう
そんな悩みを持つ方にとって、読みやすく、かつ具体的なアクションにつながる1冊です。
まとめ:投資の“王道”は、案外ふつうの人が実践している
「ふつう」でいい。「地味」でいい。
それでも投資は続ければ結果が出る——そんな当たり前だけど大事なことを思い出させてくれる良書です。
資産形成の第一歩を踏み出すきっかけとして、ぜひ手に取ってみてください。