こんにちは、「知識で稼ぐ読書部屋」ちかどろです!
今回ご紹介するのは、嶋村吉洋さん著『となりの億万長者が17時になったらやっていること 大富豪が教える「一生困らない」お金のしくみ』です。
タイトルからもわかるように、本書は“ごく普通に見える隣人”が、実は億万長者である理由と、その日常の思考・習慣・資産形成術について丁寧に解説してくれる一冊。
書籍概要
- 書籍名:となりの億万長者が17時になったらやっていること 大富豪が教える「一生困らない」お金のしくみ
- 著者:嶋村 吉洋
- 出版社:PHP研究所
- 発売日:2024年4月5日
- ページ数:248ページ
- ISBN:978-4569856865
本書の要約(初心者にもわかりやすく)
1.「消費」ではなく「投資」の視点で暮らす
多くの人が給料をもらうと“ご褒美”としてお金を使ってしまいますが、隣の億万長者は違います。「お金を使う=将来の収益につながるか?」を基準に判断しています。
2. 17時以降の過ごし方が人生を変える
著者は「会社が終わった17時からが本当の資産形成のスタート」と語ります。副業や勉強、資産運用など、余暇時間を“未来への投資”に活用することが重要だと説いています。
3. 「貯める」から「増やす」へシフト
ただ貯金するだけでは資産は増えません。インデックス投資、不動産投資、事業投資など、少額でも「増やす」ための行動に移すことが、富を築く第一歩です。
4.「浪費型人間」と「資産家思考」の違い
浪費型の人は「欲望に流される」、資産家思考の人は「目的と価値」でお金を使います。本書では両者の思考の違いを図解や事例でわかりやすく比較しています。
読後の感想(共感・学び・行動への気づき)
本書を読んで、「お金がないから投資できない」というのは完全に思い込みだと気づかされました。大切なのは“収入の大小”より“お金に対する考え方と使い方”。
特に印象的だったのは「17時以降に何をするかが人生を分ける」という一文。会社で働くだけではなく、退勤後に“自分の人生の経営者としての時間”を持つことの重要性を強く感じました。
この本の活用法・メリット
- 収入が少なくても資産形成を始められる
- 無理せず習慣化できる投資マインドが身につく
- 日常の小さな行動が「資産」を生むことに気づける
- 「浪費グセ」から脱却するきっかけになる
副業やFIREを目指す人、会社に依存せずに生きたい人にとっては、必読の指南書です。
まとめ
『となりの億万長者が17時になったらやっていること』は、「地味だけど堅実に」資産を築くための考え方・習慣をやさしく教えてくれる一冊です。
「今の生活を変えずに、少しずつ豊かになりたい」そんなあなたにこそ、読んでいただきたい一冊です。