こんにちは、「知識で稼ぐ読書部屋」ちかどろです!
今回ご紹介するのは、「働くこと」に迷いや悩みを感じているすべての人に読んでほしい一冊、『なぜ僕らは働くのか』(佳奈 著、池上彰 監修)です。
この本は、学生・若手社会人・転職を考えている人など、「自分の働き方」に向き合いたいすべての人へ贈る、人生を見つめ直すためのガイドブックです。
書籍概要
- 書名:なぜ僕らは働くのか ― 君が幸せになるために考えてほしい大切なこと
- 著者:佳奈
- 監修:池上 彰
- イラスト:モドロカ
- 出版社:学研プラス
- 発売日:2020年3月19日
- ページ数:228ページ
- ISBN:978-4052051715
要約:『なぜ僕らは働くのか』の3つのポイント
1. 「働く」とは、自分の価値を社会に届けること
本書は、仕事を単なる「お金を稼ぐ手段」として捉えず、「社会とつながり、自分の存在価値を発揮する行為」として位置づけています。
仕事とは誰かの役に立つこと。その実感が「生きがい」につながると、働くことがポジティブに見えてくるようになります。
2. 幸せな働き方とは? 4つの視点からの問いかけ
本書は以下の4つの観点から、働き方を考える問いを投げかけます:
- 自己理解:自分はどんなことが好き? 得意? 何に心が動く?
- 社会理解:社会にはどんな仕事がある? 誰がどんな問題に向き合っている?
- 未来視点:今後どんな世の中になる? その中で自分は何をしたい?
- 価値観との照らし合わせ:お金・安定・やりがい…何を一番大切にしたい?
3. 10代でも理解できる「働く意味」の物語
本書はイラスト付きで構成され、ストーリー形式で読み進められるため、難しい理屈ではなく、直感的に「働く意味」や「仕事の本質」を理解できます。
池上彰さんの監修により、社会の仕組みや職業の多様性についても丁寧に解説されています。
読後の感想:大人こそ読むべき“キャリアの原点回帰”本
正直、10代向けかと思って読み始めた本でしたが、内容はむしろ「働くことに疲れている大人こそ刺さる」深いものでした。
「本当に自分がやりたいことって何だろう?」「誰かの役に立つって、どういうことだろう?」という問いを久々に正面から考える時間をもらえました。
読後には「働くこと」への視点がリセットされ、ただ“生きるため”ではなく、“誰かとつながるために働く”という感覚を取り戻せました。
活用法・メリット:世代を超えて学べるキャリア教育書
- 中高生:将来の進路選びや職業観を育てる導入書に
- 大学生・就活生:「働く意味」を整理しながら職業選択の軸を築ける
- 若手社会人:仕事のやりがいやモチベーションを見直す機会に
- 社会人経験者:キャリアの原点に立ち返り、新たな選択肢を探すための思考材料に
まとめ:誰もが「なぜ働くのか」に立ち戻れる一冊
『なぜ僕らは働くのか』は、仕事や人生に迷ったとき、働く意味を見つめ直し、再出発するための“心のコンパス”になります。
忙しさに追われて忘れがちな“原点”を、この本は優しく思い出させてくれます。
キャリアに悩むあなた、次の一歩を踏み出す勇気がほしいあなたにこそ、ぜひ読んでほしい一冊です。

📚アフィリエイトリンク
関連読書アイテムのおすすめ
快適な読書ライフをサポートするグッズもぜひご覧ください。
Kindle端末
携帯性に優れ、どこでも数多くの本を持ち運べるのが最大の魅力です。
楽天でKindleをチェック / AmazonでKindleをチェック
読書スタンド
手が疲れず、長時間の読書も快適に進められます。料理本の閲覧にも便利。
楽天で読書スタンドをチェック / Amazonで読書スタンドをチェック
ブックライト
暗い場所でも目にやさしい光で読書が楽しめます。寝室や旅行先などで便利。
楽天でブックライトをチェック / Amazonでブックライトをチェック