『「やりたいこと」も「やるべきこと」も全部できる! 続ける思考』要約・感想レビュー|「続ける力」は才能より強い

書評 感想

こんにちは、「知識で稼ぐ読書部屋」ちかどろです!

今回は、ビジネスや勉強、家事や健康習慣まで、あらゆる「やるべきこと」をやりながら「やりたいこと」も叶える方法を提案する、井上新八 著『「やりたいこと」も「やるべきこと」も全部できる! 続ける思考』をご紹介します。

夢や目標を掲げても、結局途中で挫折してしまう…そんな悩みを持つ人にとって、「続ける」をキーワードにしたこの本は、人生を前に進めるための“実践書”です。

書籍概要

  • 書名:「やりたいこと」も「やるべきこと」も全部できる! 続ける思考
  • 著者:井上 新八
  • 出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン
  • 発売日:2023年11月25日
  • ページ数:304ページ
  • ISBN:978-4799330005

要約|続けられない自分を変える「4つの視点」

1. 「やらなきゃ」ではなく「やりたい」感情にフォーカス

本書では、「やるべきことに追われる思考」から「やりたいことに引き寄せられる思考」へシフトする重要性が説かれています。「やらなきゃ」と思っても長続きしない。だからこそ、感情を味方につけることがカギなのです。

2. 「完璧主義」より「進捗主義」

続かない最大の理由は「完璧にできなかった」という自己否定。本書では、「どんなに小さくても前に進めたらOK」という“進捗主義”が提唱されています。5分だけでも、1行だけでも、それを続けることが未来を変えます。

3. 「やめること」から始める継続術

意外にも、本書は「やらないことリスト」の作成を強く勧めています。無意識に奪われている時間や注意力を見直し、削ることで「本当にやりたいこと」に集中できるようになるのです。

4. 「続ける仕組み」を先に作ってしまう

やる気や気合いではなく、環境と仕組みを整える。朝の時間を固定する、SNS断ちする、週1で進捗を記録するなど、日常に「自動化された継続」を組み込むことで、努力しなくても習慣化が可能になります。

読後の感想|「続けられないのは才能のせいじゃなかった」

この本を読んで強く感じたのは、継続には才能も根性もいらないということ。むしろ、仕組みと意識さえ変えれば、誰でも「やりたいことをやり続ける人」になれるんだと知り、肩の力が抜けました。

特に心に残ったのは、「やらないことを決める勇気」の部分です。「続けたいこと」のために、「手放すべきこと」があるという視点は、自分の時間とエネルギーの棚卸しにもなりました。

活用法|こんな人におすすめ

  • 目標はあるのに、続けられない人
  • やるべきことが多く、やりたいことに手がつかない人
  • 習慣づくりが苦手な人
  • 自己否定しがちで、完璧を求めて疲れてしまう人

本書の魅力は、「具体的な行動に落とし込めるワーク」が豊富なことです。読んで終わりではなく、「試してみよう」「やってみよう」と行動に移せる構成なので、三日坊主に悩む人にはぴったりです。

まとめ|「やりたい」と「やるべき」は両立できる

『続ける思考』は、「やりたいことがあるのに、毎日が忙しくて何もできない…」という罪悪感を抱えている人にとって、新しい可能性を開く一冊です。

やりたいことを、無理なく、気持ちよく続けていく。そのためには、思考と行動を少し変えるだけでいい。

今日から、あなたの「続けたいこと」を少しずつ始めてみませんか?

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