『東大卒税理士が教える節税の新常識』要約・感想|“賢く減らす”ための最短ルートとは?

書評 感想

『東大卒税理士が教える節税の新常識』要約・感想|“賢く減らす”ための最短ルートとは?

こんにちは、「知識で稼ぐ読書部屋」ちかどろです!

今回は、個人事業主・フリーランスの方が絶対に知っておきたい「節税の考え方としくみ」を、明快に解説してくれる一冊をご紹介します。

それが、『東大卒税理士が教える 個人事業主・フリーランスの節税の新常識』(斎尾裕史 著)です。

書籍概要

  • 書名:東大卒税理士が教える 個人事業主・フリーランスの節税の新常識(DO BOOKS)
  • 著者:斎尾 裕史(さいお ひろし)
  • 出版社:同文舘出版
  • 発売日:2023年1月11日
  • ページ数:256ページ
  • ISBN-10:4495541323
  • ISBN-13:978-4495541323

要約:『節税の新常識』で押さえるべき4つの核心

1.節税は「未来を変える投資」である

著者は、節税を「単なるコストカット」ではなく「未来のための自己投資」と定義します。税金を減らすことにより、手元に残るお金で次の事業に回す余力を生む。その資金こそが、フリーランスの自由と可能性を広げるのです。

2.「節税テク」より「全体設計」が重要

細かいノウハウに走る前に、まずは「何に・いくら使って・どう残すか」という収支の設計図が必要です。本書では、「経費の考え方」「事業の優先順位」「お金の流れを整えること」から丁寧に整理されています。

3.節税できる人の特徴は「制度を味方につけている」

青色申告、ふるさと納税、小規模企業共済、iDeCoなど、制度を正しく理解し活用できる人が節税上手です。本書では、それぞれの制度の基本と「活用するべきケース・しない方がいいケース」まで解説されています。

4.「法人化」は節税の最終手段。慌てず判断せよ

収入が上がると気になる「法人化」のタイミング。本書では、所得と経費のバランス、社会保険料、信用の必要性など、多面的に法人化の判断基準を提示してくれます。焦って法人化して後悔することを防ぐ冷静な視点が得られます。

読後の感想:「節税=怖くない」と思えた1冊

これまで「節税」と聞くと、グレーゾーンを攻めるような怖いイメージがありました。しかしこの本を読んで、「制度を知って、しくみを整える」だけで合法的にこんなに違いが出るのかと驚きました。

特に「帳簿をつける=経営者になる第一歩」という言葉は印象的で、「自分のビジネスと向き合うきっかけ」としても有意義でした。

活用法・メリット:副業・開業・フリーランス全般に役立つ内容

  • 節税初心者でも「何を・どこから始めればいいか」が明確になる
  • 税理士に任せきりではなく「自分で理解し判断する力」が身につく
  • 帳簿づけ、確定申告、法人化までの流れが図解で学べる
  • 無駄な出費を減らして、事業に必要なお金を残す力がつく

まとめ:「知っているだけで得をする」節税の知識を味方にしよう

節税は、事業を続ける上で「やっておくべき当然の備え」です。

そして本書は、節税を“知識武装”ではなく“生活に落とし込む”ためのガイドです。

フリーランス、副業会社員、開業準備中の方など、「将来のお金の不安を減らしたいすべての人」におすすめできる一冊です。

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